トップページ > 小川の仕事 > 建物ができるまで

建物ができるまで

当社施工の集合住宅の出来上がる過程をご紹介します。現場監督はこの建物ができるまでの工程を管理することが主な仕事です。

物件名 ワンルームマンション新築工事
構造 鉄筋コンクリート
基礎 杭基礎
階数 地上8階建
延床面積 918.56m²
建築面積 275.67m²
敷地面積 275.67m²
工期 2012年4月〜2013年3月

着工前
マンションは住宅密集地に建設することが多く、近隣お住まいの方へ格段の配慮が必要になります。搬入出場所や作業スペースの確保だけでなく、周りを住宅が囲んでいるため、音の出る作業に関しても、近隣住民の方々との取り決めを守りながら進めなくてななりません。そのため、現場内の作業状況を把握するだけでなく、ダンプやミキサーの運転手などとも綿密な打合せをし、入出庫時間の調整をしておく必要があります。

準備工事
境界線の確認や地縄張りを行った後、現場事務所、仮囲い、鉄板などを敷いて着工前の準備を整えます。
準備工事が完了すれば次はいよいよ杭工事に入ります。

杭工事
杭工事で使用する鉄筋が搬入され、杭工事が始まります。
「杭」は建物の荷重を地中の支持地盤まで伝えるためのもので、事前に行われる地盤調査と実際の地質を確認しながら地盤に達する地下数十メートルまで穴を掘り、その穴に建物を支える鉄筋製の杭を打った後、コンクリートでしっかりと固めます。

山留(やまどめ)工事〜根伐(ねぎり)工事
杭工事完了後、基礎工事に入るため地下を掘り進めます。その際、周辺の地盤が崩れてこないように壁を作り、回りの地面を固める山留工事を行います。
基礎工事に入る前の大切な作業です。

基礎工事
建物の基礎となる部分にコンクリートを敷き、配筋・型枠工事を完了させた後は基礎コンクリートを打設します。
コンクリート打設時には鉄筋工・型枠大工・電気工・設備工などと細部を確認しながら入念に打合せをした上でいよいよコンクリートを流し込みます。

コンクリートの流し込みが完了しました。
この後、この基礎の上に建物が建ち上がっていきます。

躯体(くたい)工事
鉄筋コンクリートの壁や柱を作っていきます。
図面の柱や壁の位置に鉄筋を配置し、その鉄筋の回りに型枠を組みます。

壁や柱に沿って施工されたコンクリート型枠にコンクリートを流し込み、建物の壁や柱が完成します。

コンクリート打設完了
コンクリートの打設が完了して、躯体が出来上がりました。
この後、各種配管・配線や内・外装工事に入ります。

内装工事
ユニットバスの取付や、軽量鉄骨による天井下地・間仕切りなどの施工とともに上下水道管の配管、各種電気配線などを施したます。その後、建具の設置やボード貼り・クロス貼りなどの内装工事を行い建物が完成します。

PAGE TOP